── “寄り添う力”がすべてを変える ──

こんにちは。あやめです。

先日、久しぶりに尊敬する森さんのレッスンを
初めから最後まで拝見させていただきました。

一言で言うと——やっぱり、すごい。
技術的な引き出しの多さはもちろんですが、
それ以上に、レッスンそのものの「空気」に感動しました。

その空間にいるだけで、心が静かに整うような感覚。
そして、生徒さんが一球打つたびに少しずつ変化していく姿。
それを見て、「ああ、コーチングってこういうことなんだ」と
改めて感じたのです。


🪶 “伝える”ではなく“引き出す”ということ

森さんのレッスンでは、
スイングの技術や動作の説明はとてもシンプル。

それなのに、受けている方の身体の使い方や
クラブの動きが目に見えて変わっていくんです。

森さんはよく、
「ゴルフスイングは“外から直す”ものではなく、
クラブという物体との関係の中で自然に変わるもの」
とおっしゃいます。

身体をどう動かすかではなく、
“クラブにどう働きかけるか”を伝える。

すると、身体が勝手にバランスを取り始め、
自然と動きが整っていく。

その過程を、森さんはまるで
芸術を眺めるように丁寧に見守っていました。


🌿 声のトーン、間の取り方、そして“まなざし”

技術の話も素晴らしいのですが、
本当に心を打たれたのは、
生徒さんに向ける“まなざし”でした。

決して押しつけない。
否定しない。
焦らせない。

言葉の一つひとつに、優しさと信頼があり、
声のトーンや間の取り方までもが温かい。

「できた」や「できない」という結果ではなく、
その人の中で起きている“変化”に目を向けている。

その瞬間を見守る空気が、本当に心地よくて、
レッスンというより“対話の時間”のように感じました。


🌸 コーチングとは「寄り添うこと」

私自身、日々レッスンをさせていただく中で、
無意識のうちに“こなしてしまう”日があることがあります。

でも森さんを見て、改めて思いました。

お客様が、数ある中から私を選んで
レッスンを受けに来てくださること。

その時間を共に過ごせることは、
決して当たり前ではないということ。

だからこそ、一挙手一投足に気を配り、
相手の呼吸を感じながら、
心の距離を丁寧に近づけていく。

“寄り添う力”とは、
教える技術以上に、
人の心に触れるための大切な感性だと思います。


✨ 学びを日常へ

ゴルフというスポーツは、
「上手くなること」よりも「感じること」を通じて、
人の中に眠る“豊かさ”を引き出してくれるものだと思います。

スイングが良くなるのも嬉しいけれど、
その過程で、自分の心や身体と向き合える。
それが、ゴルフの本当の魅力なのかもしれません。

森さんのレッスンを拝見して、
私も改めて、“教える”というより“共に感じる”レッスンを
大切にしていきたいと強く思いました。

これからも、一人ひとりの方に寄り添いながら、
その人らしいスイング、その人らしい笑顔を
一緒に見つけていけたら嬉しいです。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
そして、学びを与えてくださる森さんに、
心からの感謝を込めて。

— あやめ ⛳️