雨の日のゴルフでは、まず「グリップを濡らさない」ことが最も大切です。
クラブが滑るとフェースの向きが不安定になり、スイングリズムや再現性に大きく影響します。
傘とタオルを常にセットで持ち、ショットごとにグリップを拭く。
グローブの予備、雨用キャップ、レインウェア、着替え、靴下などを準備し、
“快適に構えられる環境を整えること”が上達の第一歩です。
そして、スイングの安定を支える最大のポイントは「右手」。
右手の使い方は、ボールを投げるときの動作に非常に似ています。
手のひらで力を押し込むのではなく、リリースの瞬間に自然な回転と加速を生み出す動きが理想です。
この動作がスムーズに行えると、クラブフェースが正確に戻り、インパクトで力を最大限に伝えられます。
雨天のように滑りやすいコンディションでは、特にこの右手の感覚が“ショットの質”を大きく左右します。
どんな天候でも、原理原則に立ち返り、シンプルな動作を丁寧に。
その積み重ねが、美しく再現性の高いスイングをつくります。⛳️✨
